目標

2017年3月16日 10:41 AM

本日は目標について話したいと思います。 これは私が口酸っぱく言っていることです。

子供に目標を聞くと男の子では「プロ野球選手になりたい」とか「プロサッカー 選手になりたい」という答えが返って来ます。 女の子なら看護師や保育士やCAなどでしょうか。 これは目標というよりは夢です。 女の子の場合は実現しそうな現実的な夢を持つ子が多い様ですが男の子の場合は プロの選手などを挙げる子が多い様に思います。 夢は夢で良いのですが私が言っているのは目標です。

人が一番最初に持つ目標は受験でしょう。 中学受験、高校受験、大学受験。受験では偏差値が関係します。 偏差値は10点も上げるのは中々難しく偏差値55の人が65の大学を受けてもまず 受からないものです。

受験は人生で最初の具体的な目標だと思いますが、それについてどういう 取り組みをしたかはそれぞれでしょう。 そこには私が言う目標があって優先順位があってPDCAがあって-とここまでは 誰でも出来ます。 しかし私が最も重視している5W2H。これが難しいのです。 いつ誰がどこで何をどのようにどの位幾らで。 これがぱっと出て来るか。つまりリアリティがあるかが問題なのです。

具体性が無いと受験も上手く行かないし大抵途中で挫折します。 良い大学に行ったから-偏差値が高いから良い訳ではないし低いから悪い訳では ありません。 私は努力と目標は既に現実化していると言っているのです。 偏差値50の人が東大を受けようとは思いません。思えないでしょう。 サラリーマンがオリンピックで金メダルを取ろうとは思わないのと同じです。 人は18歳位になれば目標を立てる時にかなり現実的な目標を立てるものです。

受験の次は就職です。 就職先は大きく分ければ大企業、中小企業、官公庁があります。 また一般コースとプロコースがあります。 一般コースは何らかの会社に在籍し生涯を全うするコースです。 99.9%の人はその道を選びます。

どの企業を選ぶかということについても大学のランクや成績が影響します。 大企業であれば大学でかなり良い成績をとっていなければ受ける資格すら与え られません。一定のレベル以下では大企業には書類選考で落とされてしまいます。 推薦枠もありますがそれをもらうには大変な努力が必要です。

大抵の人間は落ちこぼれになって行きます。 『落ちこぼれという言い方はないだろう』と言う人もいるかも知れませんが、 私が言う『落ちこぼれ』とは自分が立てた目標として掲げた所を落ちる人の ことです。 落ちこぼれの何が悪いのでしょう。落ちこぼれは落ちこぼれで自覚すべきです。

一般の組織の中に入ったら次の目標には昇進や給料などがあります。 主任、課長、部長、執行役員、取締役。目標を立ててそこを目指します。 社長は別です。社長はなろうとしてなれるものではありません。 社長になりたければ独立することです。 ですがその99%は失敗するという覚悟は必要です。 創業して1年で半数は倒産します。10年続いているのは1割に過ぎません。 そして続けば成功かといえばそういうことでもないのが難しいところです。

プロであれば例えば野球なら少年野球の頃から甲子園を目指します。 しかし甲子園に行ったとしてもドラフトで指名されなければプロになれません から大学か社会人野球を目指すことになります。 ドラフト指名されても一軍に入れるか。一軍に入れても活躍出来るか。 プロの世界は僅かな人達しか成功しません。 まことに厳しい世界です。 人並み以上の訓練をし、しかも能力がなければ成功しないのです。

私は『3割打つ』と思った人は打てる可能性があると思います。 『ホームラン30本打つ』と思った人は打てる可能性があります。 年間5本しかホームランを打たない人が30本という目標は立てないからです。 私が常に言っていることですが目標とは手近にあります。 私は人間は大人になれば自分が可能な目標を立てる筈であるという仮説を 持っています。

持った目標を完遂すれば満足感や達成感はあります。 それは企業という法人にもあります。個人にもあります。家族にもあります。 国家にもあります。

目標を定義するなら、目標とは道しるべです。 道しるべとは何年後かに-1年、3年、5年後にどういうところまで行っているか 具体的姿をあらわすものです。 そういうことをしている人とそうでない人とでは結果に大きな差がつきます。 どうして差がつくのかといえば目標が無ければ努力のしようが無いからです。

例えばダイエット。 何キロ落とすと決めた人はそこに向かって努力します。漫然と痩せたいと 思っているだけでは具体的にすべきことが明確になりません。 まぁダイエットに成功したから人生に成功した訳ではないのですが。 結果的に健康になったなら良いのですが痩せ過ぎは良くありません。 そこもきちんと目標を立てれば健康を害することはない筈です。

目標とはただ数字だけではありません。 「こういう人になりたい」とか「社会の為に尽くしたい」というのも立派なこと です。金儲けだけが立派だとは思いません。 ただ私は起業しお陰様で現在700人以上の従業員を抱えています。 大きくなったと喜んでばかりはいられません。 従業員に給料を払い昇給させなければというプレッシャーを経営者として感じて います。

私は目標を達成した暁に責任が発生しない目標は目標だとは思いません。 それは自分だけのエゴイスティックなものに過ぎません。 かつて私は1,000名を雇用するという目標を立てました。 結果的に私には雇用する700人の社員に対する重大な責任が発生しています。 そういう社会的責任が発生する目標こそが目標です。

皆様も目標を必ず立てて下さい。 そして目標を立てたら責任を持って下さい。 そうすることが1年後、5年後、10年後の自分を成功に導きます。

日米首脳会談

2017年2月13日 3:44 PM

本日は先日行われた日米首脳会談について話したいと思います。

今回の会談は非常に世界が注目していました。
これからの日本とアメリカの関係がどうなるかと世界中が強い関心を持って注目して
いたのです。
画面上ではトランプ大統領と安倍総理は和やかにゴルフをしていました。
外交においては、食事は仲が悪くても出来るがゴルフは相性が良くないと一緒にやれ
ないと言われます。
27ラウンドやったのだから2人は相当気が合うのでしょう。

そして第2回目の夕食会の時に北朝鮮がノドンを当てつけの様に日本海に発射しました。
それを受け安倍総理は急遽会見を行いました。
トランプ大統領は日本を100%支援するとのみ語りました。

基本的に現在トランプ大統領は世界中からバッシングを受けています。
イギリスからは彼の人種差別発言によりイギリスに来るなと言われています。
彼や彼の娘の商品は買うなというのがアメリカの潮流となっています。
その背景にあるのは人種差別発言と入国禁止といった彼の強硬発言であり、反発は相当
なものです。

その中で移民を受付けていない日本‐安倍総理がいち早くトランプ大統領と会いました。
トランプ大統領は娘や娘婿からの『安倍総理とは仲良くした方が良い』という強い
メッセージを受け大人しく安倍総理の言う事を飲んだ様に見えました。

共同声明は2つあり日米安保条約の5条を尖閣諸島に適応すること。日本が攻撃を
受けたらアメリカは日本を全面的に支援するということが盛り込まれたのが第1点です。
これについては先般マティス国防長官が明言しましたが今回はトランプ大統領の声明ですからより強いものと言えます。

第2は1点の関連事項として米軍の日本駐留経費についてです。
トランプ大統領は選挙中は日本はもっと負担するよう言っていましたが日本の負担率
は断トツに高いのです。
これについてマティス氏が『模範的だ』と言ったことで駐留経費については現状維持となりました。

問題の為替と貿易関係については言及はありませんでした。
自動車関係についても声明の中では特に日本を非難することはしませんでした。
今後個別では進めて行けばどうなるか分かりませんが第一ラウンドの外交交渉としては
蜜月ぶりを世界に印象付けたと言えます。
特に中国。中国は冷ややかに見てはいますが刺激されているでしょう。

また今回はゴルフ外交が行われました。
60年前に安倍総理の祖父である岸信介総理がアイゼンハワー大統領とゴルフをしています。
安倍総理は祖父の写真を持っておりブッシュ氏やオバマ氏とゴルフをしたいと希望しましたが機会に恵まれませんでしいた。
今回念願の日米首脳ゴルフを27ホールも行えたということは世界に良い印象を与えました。

それが実現した背景にはアメリカ側の計算もあります。
日本と仲良くすることを世界に見せつけておくことです。
トランプ大統領は殆どの国と喧嘩しています。
日本と会う前に中国の習近平氏と電話会談し一国二制度‐一つの中国を承認しています。
トランプ大統領は台湾は認めないとしたのです。
強かで中国を刺激しない策です。
そして今回の会談で日本を味方につけました。

トランプ外交とはどういうものでしょうか、
外交は最初物凄く悪い印象を与えておけばそれ以上悪くなることはありません。
今回『意外とトランプ大統領は良い人なのではないか』と印象付ける計算があったのかは
分かりません。
しかし側近‐特に娘・娘婿が『安倍総理を怒らせることはするな』とかなり意見を
している様に見えます。
それを受けトランプ大統領は終始にこにこして安倍総理に主導権を握らせました。
これは上手い戦略です。
トランプ大統領は政治や外交の経験はないビジネスマンです。
しかし彼は安倍総理とは気が合うしプーチン氏とも気が合います。
またプーチン氏と安倍総理も気が合います。
つまりこの三者はかなり気が合うということです。

日本国民としても折角首相が訪問したのに相手から素っ気ない態度をとられては良い気はしません。
実際中国や韓国の首脳は日本を敵視しており失礼な態度をとりますが気が悪いものです。
もっとも近隣の国同士というものは世界的に見ても利害関係が絡み案外上手く行かない
ことが多いものなのですが。

為替や株式市場の面から見ても無事に日米首脳会談は終わったと言えます。
従って余程のことが無い限り今年は景気がそう悪化することはないでしょう。

これからアメリカでは様々な経済的な施策が行われることが予想されます。
アメリカがやろうとしているのは法人税減税と所得税減税、そしてインフラ整備です。
トランプ大統領はアメリカに新幹線が無いことについて言及しています。
アメリカはフロリダからニューヨークまで鉄道で行くと3日程かかります。
アメリカはどちらかといえば飛行機を利用する国です。
しかしニューヨークからワシントン位までは新幹線があっても良いだろうと言う訳です。
そうすればアメリカの経済も上向くとしているのです。

一方FRBのスタッフは学者から実業家に移行しています。
今の議長もそう遠くないうちに交代しいずれはトランプ氏寄りの布陣になるでしょう。
そしてドル安政策誘導になっていくのではないかと言われています。

とにかく無事に今回の日米首脳会談は終わりました。
しかし引き続き世界情勢には目を光らせる必要があります。
皆様も『そんなことは自分には関係ない』などと思わずに興味関心を持って頂きたいと思います。

新年

2017年1月10日 8:44 AM

明けましておめでとうございます。
本年は1月20日にアメリカでトランプ大統領就任という事で、昨年末から円安株高が
続いています。4日も500円近い株高でした。
昨年も株高と予想されていましたが実際には年初から連続で暴落しました。
これは中国経済の減速が大きな要因でした。

多くのアナリストや評論家‐専門家と言われる人達による年末年始の株や円に関する
予想はことごとく外れます。予想とは外れるものなのです。
何故外れるのか。
それは予想或いは予測は現在と過去のデータを分析して行いますが現実には予測外の
ことが発生するからです。
昨年で言えば中国経済の減速、日銀のマイナス金利、イギリスのEU離脱、最後は
まさかのトランプ大統領誕生。これらは誰も予測していませんでした。
予測しないことが世の中には往々にて発生するのです。
それは本年も同様でしょう。

ただし年初の予測では本年はトランプ大統領の就任に向け減税、インフラの拡大、
公共投資の増大、或いはアメリカの製造業の復活等々がうたわれており、世界の
経済‐特に日本とアメリカの二強については非常に好調な様相を呈しています。
しかし日本経済は好調な訳ではありません。ただただ円安のお陰に過ぎません。
円は少し前まで100円ちょっとだったのがここに来て118円。
これにより製造業が息を吹き返しています。
3月末の予想が減収減益だった企業が円安のお陰で持ち直しました。

こうした流れを受け本年も円安株高が予想されています。
専門家による本年の予想日経平均株価は平均すると2万2,000円位です。
円も123円位になるだろうと言われています。
しかしこれもトランプ氏が大統領が就任した後にどういう経済政策を打ち出すか
により大きく変わります。
一番の問題は地政学的リスクです。
トランプ氏は中国に対しかなり強硬な姿勢を示しています。
一方ロシアに対してはオバマ大統領と違ってかなり友好的な姿勢で臨んでいます。
アメリカ・中国・ロシアにより世界はめまぐるしく変わります。
トランプ氏がどう動くか読めない中で世界経済は動いています。

イスラムの紛争以外にリスクをあげると地震、戦争、中国とアメリカの衝突や
北朝鮮の核ミサイル発射等、色々なことが起こらないとは言い切れない状況です。
ヨーロッパについては各国で政権交代が続いています。
世界が保護主義的な自国優先主義の方向に舵を切ろうとしています。

そういう中にあって日本の産業は円安を背景に輸出産業が順調です。
自動車も順調でアメリカにおける昨年の販売台数はスバルが115%、トヨタが
102%、日産が108%、本田が104%でした。

トランプ氏就任による被害が大きいのがメキシコです。
メキシコペソは大暴落しています。
これまでアメリカとメキシコの間では二国間協定が結ばれており関税がゼロでした。
ほとんどの自動車メーカーはメキシコで部品生産しアメリカに輸出していました。
しかし今後トランプ氏は関税をかけると言っています。
これではメキシコ経済はガタガタになってしまいます。
新興国は通貨安で厳しい状況です。
これはひとえにドル高によるものです。
アメリカは昨年12月に0.25利上げしました。本年も3回くらい利上げがあるで
しょう。
ここにきて長期金利が値上がりしています。
アメリカの金利が上がると同時に日本の金利もあがります。
金利が上がるとお金を貸す方が儲かるので銀行株と証券株が上がっています。
逆に住宅投資は冷え込んでいます。
今まではゼロ金利でしたから住宅ローンの金利はタダの様なものでしたが
徐々に上がって来ました。

一方で産業についてはアメリカではIT偏重からどちらかと言えばものづくり、
建築業、金融にシフトするであろうと言われています。
今回のトランプ政権の主要閣僚達を見てみると政治経験は全くゼロです。
ほとんど軍人とウォール街のCEO達で主要閣僚が占められています。
トランプ氏本人も同様です。
この人事から想定されるのは中国への対応です。
また金融政策についてもアメリカに有利な金融政策を行うことが考えられます。

各国が自国の利益または経済最優先主義をとる。
私達はその中で生きて行かねばなりません。
商売に目を向けると我が派遣業界は人手不足とスキル不足が深刻です。
昨年に引き続き派遣業界は活況を呈しています。
人を集めるのは難しいですが質の良い人を集めればお客様は採用して下さる状況
と言えます。
そうなると良い人を採用して来るか教育に投資して力をつけさせる必要があります。

私の予想では本年は地政学的リスクが無い限り順調な経済動向になるのではないか
と思います。後半から落ちてくるという予測が一般的ですがここは我が業界絶好の攻め時です。

何があるか分かりませんが自らの会社の力をつける、また自分のスキルを磨くと
いう努力をするということが重要です。
将来については誰も分かりません。まさかの時もありますし良い時もあります。
頼りになるのは自分の会社であり自分の家族であり自分自身の力です。
これを逆恨みしても仕方ありません。

努力を継続するということを今年もやって頂きたいのです。
我社について言えば新入社員を迎えられているということは我社に風が吹いて
いるということですから、これを継続し戦力アップにつなげて参りたいと
思います。

18期に向けて

2016年12月15日 12:00 AM

本日は18期に向けてという内容で話したいと思います。
11月末で17期が終わりました。売上は38億1千万で計画を達成しました。
今期については売上は44億という計画を立てています。

この計画については先日幹部を集めて計画発表会を行いました。
そこで各役員並びに部長、エリアリーダー等から発表がありましたので各部門で
計画の徹底を図って頂きたいと思います。

私からは18期に寄せて2点ばかり特に重要だと思っていることを話します。

一つは法令順守。コンプライアンスの徹底強化です。
昨今マスコミが報じている過労による自殺、並びに超残業のニュース。
日本の有名な世界をリードする企業がややもするとブラック企業と言われる
傾向に陥っています。
つまり働き方の改善について経営者が何の手も打たないという記事が頻発している
のです。
これは顧客の信頼を裏切るものであり且つ従業員の健康を損ねるということで
ゆゆしき問題です。

当社にしても世界を代表する企業と取引をしているという事と社員の数が多い
という事から法令の順守はますます重要になります。
広範囲に関わることでありますが法令には従ってやっていくということです。

先般複数の企業運営サイトが著作権の侵害をしているという報道がありました。
これ等の企業運営サイトは閲覧者が入るのは無料ですが閲覧すると運営企業に
広告収入が入ります。
これは個人のブログについても言えることです。
その為に各社見出し記事・内容を争っています。
外部委託している会社もあるし適当に書いている会社もありますがいずれにしても
時間が勝負です。

これらの記事は殆どコピペ、つまり盗用です。
他所から盗用した記事をあたかも自分達が書いたかの様に掲載するのです。
時には誤った記事を掲載していることもあります。
これは著作権の侵害及び安易な誤謬記事の掲載です。
これはあってはならないことです。

この様に法令違反は会社の信用ということについて命取りになるという事をよくよく
考えて頂きたいのです。
特に総務部門は広範囲な就業規則を含め36協定、パワハラセクハラ、情報漏えい及び
機密漏えいについても考える必要があります。
特に客先の機密漏えい。これは会社を潰すことになります。
一社員の不祥事で客先から撤退することになるのです。
企業が潰れることなど簡単です。
売上げを増やして行くのは大変な努力ですが潰すのは犯罪一つです。

つまりコンプライアンスは大きな売上げ貢献になるということです。
単に『売上を上げろ』・『働け働け』では必ず皺寄せが来ます。
つまり堅実に売上げを伸ばしていく部門の人と社会の規範として守らねばならない
ことを徹底する部門が必要なのです。

コンプライアンスはただメールやブログで発信したから良いということではあり
ません。
折に触れコンプライアンスの強化ということを今期は大きな柱にして行きます。

二つ目は教育です。
従来我社は社会的な認知、ブランディングの構築等々により売上げを伸ばして来ま
した。
世の中『少数精鋭』など有り得ません。
どんな組織においても2:6:2の法則で全員が優秀ということなど有り得ないのです。
10人の会社でも全員が優秀ということはありません。
売上を上げて行くのは正しいことです。

しかしその中身を検証すると我社は技術社員の活躍によって成り立っている会社です。
そしてそれをフォローし成長させる本社のスタッフ部門によって成り立っています。
従って今期は本社スタッフ部門の教育並びに技術者への教育を従来に増して拡大して
行きます。
利益の方向を教育投資に向けたいと考えています。

私は教育の原点は自己啓発だと10年も前から叫び続けていますが全く理解頂けないし
浸透しません。
自己啓発を引き出すものの一つがコンピテンシーです。
これは優れた人の行動様式を真似る、或いはそれを元に自分の行動を変える、確立する
ということです。
私は常々優れた人の行動全て-朝何時に起きて何を食べるか-ということ全てがその
優秀さに関係して来ると思っています。
生活様式・行動様式に優れた人の体質は出て来ます。
ここでいう優れた人とはイチローの様な特別に優れた人ではなくごくごく普通の
優れた人のことを言っています。

私は道徳を問題にしている訳ではありません。
パチンコや喫煙をしてはいけないと言っているのではありません。
真面目とはそういうことではないのです。遊ぶことは結構なことです。
ただ仕事について言っているのです。
仕事に関する理論や行動様式。優れた人はこれを確立しています。

例えば私は朝4時に起きています。これは習慣になっています。
そこからパソコンをチェックしたり本を読んだり小説を書いたりしています。
自分を優秀と言う訳ではありませんが朝寝坊して9時頃出勤して来る社長とは違います。
その辺りは徹底しているのです。

高齢者でも若者でも優れた人は自己管理が徹底しています。
我社の技術社員には優れた技術者の行動を学びそれを参考にして自分の行動を構築
して行くことを徹底してやって頂きたいのです。
これが教育だと私は信じています。
そうする為には研修が第一です。社内研修で良い。社内でそれを動機付けするのです。

我社はこうしたことを中心に今期はやって行く所存です。
会社の成長はもとより個人の更なる発展を期待したいと思います。

第四次産業革命

2016年11月14日 10:50 AM

本日は第四次産業革命について話したいと思います。

第四次産業革命については諸説あり第三次の延長と言う説もありますが、一般に
AI-人工知能やIOTなどを指します。

社会人なら産業革命は知っているとは思いますが簡単におさらいをしましょう。
第一次産業革命は18世紀末イギリスで起きました。
産業革命では燃料-エネルギーが大きな役割を果たしています。
この時は石炭です。
石炭による蒸気機関が発明され石炭を使った動力機械がイギリスの産業を大きく
発展させました。
人が手作業で物を作ったり運んだりしていた時代から石炭という動力により大きく
時代が変わったのです。
18世紀末ですから今から200年程前の話です。
そう昔のことではありません。
日本でいえば明治から現在までは150年程に過ぎません。

第二次産業革命は19世紀末です。
この時のエネルギーは石油と電気です。
石油により自動車とプラスチックが出現しました。
自動車はガソリンで動きます。
またプラスチックの原料は石油です。
石油と電気により大量生産大量輸送の時代になり大量消費時代になって行きました。

続いて第三次産業革命。この時のエネルギーは原子力ですが、重要なのはこれが情報
通信革命であるということです。
情報通信産業の発展により情報処理がいつでもどこでも、そして誰もが出来るように
なり移動利用が可能になりました。
代表的なものがインターネットです。

これは現在に至るまでずっと続いており、最近現れたのがインターネットとコンピュー
タの発達によるビッグデータです。
膨大な過去の事例をコンピュータで保存し解析することが出来るようになったのです。

例をあげると将棋ソフト。
最近の将棋ソフトは一流のプロ棋士より強くなりました。
その原因はどこにあるでしょうか。
それは人間は必ず失敗をするということです。
素晴らしい創造的手も打ちますが失敗もするのです。
これは囲碁においても同様です。
一方のコンピュータは失敗しません。新しい手を打つこともしませんが。

碁についてはグーグルの作った囲碁ソフトが強いといわれています。
王将を中心に動く将棋と異なり囲碁は地取り合戦ですからソフト化は難しいと言われ
ていました。
しかし先日韓国の世界第四位の囲碁棋士がソフトと対局した際のことです。
彼はソフト相手に2連敗しました。
自棄になったのか第3局で滅茶苦茶な手を使ったところソフトが対応出来ず人間が勝ちま
した。
しかし4局目はその滅茶苦茶な手にソフトが対応し結果的には3対1でソフトが勝ったの
です。

人間は必ず失敗しますがコンピュータは失敗しないのです。
人工知能は大量の過去のデータ-囲碁や将棋で言えば過去の何千何万局という対局を
データ化出来ます。
人間も過去の対局は研究していますがコンピュータはそれを瞬時に解析していますから
とても人間にはついていけません。
これが人工知能や自動運転やIOTに活かされて来ているのです。
日本の安倍内閣が進める成長産業とはそうした分野です。

第四次産業革命と言われている業界。
端的なのはロボットです。
例えばソフトバンクのペッパーやiPhoneの音声アシスト機能のSiri。
人工知能をどう活用して行くかは各企業の今後の課題です。

大企業だけでなく中小企業も生き残る道はデータにあります。
少量生産でもデータを駆使すれば簡単にしかもすぐに作ることが出来ます。
そうすればコストが見合います。
つまりソフトの設備投資をする必要があるのです。
モノづくりも技術者の知恵だけに頼っていては商売にならない時代が来ます。

あらゆる産業、サービス業もそうですが様々なものがデータ化されています。
コンビニでもどの時間帯に何が売れるか、寒いと何が売れるか、といったように、
時間帯、気温、地域差など全て入力し分析しています。

ビッグデータ、IOT、そうしたものの活用を各企業は始めているのです。
自動車だって自動運転の時代です。
我々が身を置く技術者派遣業界でソフトウェア技術の需要が強いのはそうしたことが
関与しています。
こうした分野に進出しなければ先はありません。

私達のものの考え方も変えて行かねばなりません。
従来のやり方では絶対に負けてしまいます。
発想を変えなければなりません。
柔軟な発想で第四次産業革命を戦い抜くということを考える必要があります。

我社の今期は11月で終わります。
社員の皆様には来期に向け自身を振り返りこの時代を生き抜くことをよくよく考えて
頂きたいと思っています。

10年後

2016年10月5日 9:37 AM

本日は10年後について話したいと思います。

人間は無事であれば10年後には30歳の方は40歳に、40歳の方は50歳に、50歳の方は
60歳になります。
我社の創業から10年を振り返ってみると、私は創業3年で『10年1000名ビジョン』
を打ち出し年商50億を目指すことを明言しました。
誰からも『無茶苦茶だ』と言われましたが結果として年商27億までは到達しました。
リーマンショックがありそのビジョンを達成することは出来ませんでしたが、
本年は売上38億、来年は44億、再来年には50億を達成する予定です。
50億という目標はこのまま行けば創業から19年で実現することになります。
倍の年月がかかっていると言われてしまえばそうですが10年後を想定していなければこうした結果にはなっていなかったでしょう。

万が一が無い限り誰にも確実に10年後は来ます。
その時にどうなっているか。
会社での地位や自身の家族-結婚や子供、マイホーム。
様々なことが想定されます。

私は出来るならば10年後を想定して生きた方が良いのではないかと常々言っています。私自身も17歳の時から10年後を想定して生きてきました。
しかし現実はことごとく裏切られています。
現実は意図した10年後には全くならないものなのです。
サラリーマン時代、特に50代では全く逆になったと言っても過言ではありません。
それは努力しなかったからそうなったかと言えば必ずしもそうではありません。
周囲の状況など色々な要因があってのことです。
まがりなりにも自分で会社をおこした後はようやく6割位が実現しました。
そして現在、社員の皆様の若い力のお陰もあってやっと50億が叶いそうだというレベルに来たかなというところです。

例えば自動車業界の10年後どうなっているでしょうか。
自動車の燃料は電気か水素が主流になっているでしょう。
もちろんガソリンもハイブリッド等で残るでしょうが。
運転は自動運転になるでしょう。
自動運転になるとこれは大変なことになります。
免許証は要るのか、責任は誰がとるのか、保険システムはどうなるか。
様々な法整備が必要です。

日本ではDeNAなどが既に自動運転のシステムを構築しつつあります。
アメリカではグーグル。
グーグルは車を作る気はありませんが人工知能や制御システムを作り世界の自動車会社を下請けにしようとしています。
こうなると必ず自動運転は実現します。
そうすると多くの車関係の労働力-運送業など多くの人件費がかかっていることについて省力化出来るようになります。

過去を振り返ってみると私が若かった時代は週休2日など考えられませんでした。
土曜は出勤。日曜出勤もありました。
今で言うブラック企業状態です。労働時間はとんでもないものでした。
そういう世代がバブルを、日本の高度成長を支えたのです。

しかし例えば私が大学生の頃はコピーはなくてカーボンで書いたものを写していました。カーボンは時間がかかりますがコピーなら1秒です。
FAXもありませんでしたし携帯電話もメールもありませんでした。
伝達手段も紙です。

そうした時代と比較すると現在は事務に費やす労力は相当軽減化されています。
かつて10時間かかっていたことが今は1時間あれば出来る。
それにより生産性が上がれば労働時間が少なくなるのは当然です。
これにより週休2日が実現しました。
自宅勤務も可能になったのも科学の進歩によるものです。

特に省力化が顕著なのは家事労働。炊事洗濯です。
冷蔵庫、洗濯機、掃除機などの電化製品により飛躍的に省力化されました。
これ等がなければ炊事洗濯は1日仕事です。
冷蔵庫があるお陰でご飯を冷凍出来たりもします。

今後人工知能が発達すれば殆どのことは人工知能がやってくれるようになります。
ビッグデータを活用すれば人間がやることは少なくなるでしょう。
費用はどうなのかという話はありますが。

いずれにしても科学振興の結果、省力化の時代になっているということは頭に入れておくべきです。
過去は長時間働くのが普通だったから今そうあるべきかと言えば必ずしもそうではありません。
嘗て『1日24時間365日働け』と言った経営者がいました。
実際彼はそうやって成功したのでしょう。
しかしそれを現在に押し付けることは許されません。
時代はどんどん変わって行きます。

話は変わりますが先日ゴルフでアマチュアの畑中奈紗さんが優勝しました。
アマチュアの17歳は世界3位などのトッププレイヤーの中で優勝したのです。
これはどういうことでしょうか。
ゴルフの世界では一発勝負ならアマチュアとプロの差はないということでしょうか。
ツアーで長く戦えば差は出るでしょうが一発勝負なら優勝出来るということでしょうか。
或いはアマチュアでもプロの力があるということでしょうか。
他のスポーツでは有り得ないことです。

またバルセロナオリンピック200メートル平泳ぎ金メダリストの岩崎恭子さん。
オリンピックに出場した当時彼女は14歳でした。
優勝して言ったのが『今まで生きてきた来た中で一番幸せ』という言葉です。
彼女は中学生で出したその記録を生涯塗り替えるは出来ませんでした。
14歳で人生の頂点が来たという珍しい方です。

この様に人間の一生には考えようもないドラマがおこることがあります。
しかし皆様方にも言えることですが何かを目指して行かねばそういう結果は出ません。
我々の会社においても何があるかは分かりません。
確実に力をつけることはやっていかねばならないのです。
その為にも自身の10年後を想定しそこから逆算して今目指すべき目標を立てるということを実践して頂きたいと思います。
簡単なことではありませんがこうすることで力は必ずついて来ます。

スペシャリスト

2016年9月12日 5:36 PM

本日はスペシャリストについて話したいと思います。
スペシャリストとは特殊な技能を持っている人のことを言います。
その反対がジェネラリストです。

エキスパートという言葉もありますがエキスパートとは熟練者です。
技能や経験が熟練している人のことです。
その反対がビギナー、つまりは未熟者です。

世に熟練者は多いでしょう。
エキスパートは努力をし経験を重ねて行けばいずれはなれるものです。
一方スペシャリストはその道の専門家です。道を究めて行く人を指します。

多くの大企業にあっては採用した社員を色々な部署につけて
ジェネラリストを養成している訳ですが
ジェネラリストは簡単になれるものではありません。
あらゆる部署で成功しなければなれないのです。

またプロフェッショナルという言葉があります。要するにプロです。
プロは技術が高いかと言えば、高いことは高いと言えます。
しかしお金を持っているかと言えばそうでもない場合もあります。
例えばゴルフは大会の決勝に残っても、優勝すれば2,500万円獲得出来ますが
60位では20万円しか獲得出来ません。
1位と60位ではそんなに差があるのです。

さて我々は何を目指すのか。
我社は技術者派遣業界で技術者を採用しています。
我社はどちらかといえばジェネラリストを養成している訳ではありません。
従って技術者には-技術と言っても様々な技術がありますが、まずはエキスパートを
目指して頂きたいと思っています。
経験を重ね熟練して行けば35歳になる頃にはお客様からの評価が必然的に頂ける
技術者になっている筈です。
もちろんどれだけ努力をするかによりますが。
30歳でもIT系であればお客様から高評価を頂ける可能性はあります。
この場合はかなりのスペシャリストに近いのではないかと言えます。

我社としても切磋琢磨して行かねばなりません。
エキスパートは訓練や時間や経験を重ね失敗を重ねることにより段々習熟して行くもの
です。
年齢を重ねてもエキスパートにならない人は寂しい人生です。
要するにいつまでたっても業務に習熟しないということなのですから。

ではスペシャリストはどうしたらスペシャリストになるでしょうか。
これは専門性が高くなければいけません。
ある分野での研究や特殊な勉強等をかなりやらねばスペシャリストになる訳がありません。
スペシャリストの中でも高度なスペシャリストもいればそうでないスペシャリストもいます。

プロにも高額稼げる人もいれば一銭も稼げない人もいます。
レベルの問題です。プロとはあくまでそれを職業にしている人のことです。
例え年収が100万円でもプロはプロです。
テニスの世界では1ポンドも稼げないプロもいます。
スポンサーがついたり強化合宿選手にでもならない限り中々生活は厳しい様です。
つまりプロとは生活は厳しいものなのです。
プロになることは一般の人には難しいと私は思います。

我々はスペシャリストとジェネラリストのいずれを目指すべきでしょうか。
大企業の採用は総合職と一般職に分かれ総合職はジェネラリストを目指しています。
スペシャリストコースに行くのが良いのかジェネラリストコースに行くのが良いかは
非常に問題です。

能力も無いのにジェネラリストコースに行くと様々な分野のことを少しずつかじった
だけで何も得意なことがないという事になり結果的にお払い箱になりかねません。
一方のスペシャリスト-専門コースはエキスパートにはなり易いものです。
そうすればある程度は稼げます。

会社の都合は別にして、私はどちらかと言えばスペシャリストの技能を身につけて
おいた方が食いっぱぐれがないと思います。
ジェネラリストとは極めてあやふやです。
『お前はジェネラリストではない』と言われれば職を失います。

例えば外資系証券会社のディーラーとかトレーダーといった人は高収入ですが彼等は
成果を出さなくてはすぐクビになってしまいます。
しかしスペシャリストであることに変わりはないのでその会社をクビになっても次の
会社に入ることが出来るのです。

我々が仕事をして行く中にあって得意な技術・技能といったものを徹底的に追求して
行くことは今後ますます重要になります。
これからの世の中の流れがどうなって行くか誰にも分かりません。
過去の歴史を振り返れば大地震もあったし様々な危機もありました。
しかし人類は何万年と歴史を重ねています。
米は何万年前から存在しています。
スフィンクスや万里の長城なども大昔からあるものです。
当時の物不足の中であの様なものを造ったということは相当のスペシャリストが
いた筈です。

現代にあっては相当科学が発達していますから機械で解析やシミュレーションなどが
出来ます。現代ははるかにツールを駆使できる時代です。
インターネットを使用すればアマチュアレベルのことであれば大抵調べられます。

そうしたことを追求して行くか行かないか。
或いはジェネラリストのコースに回るか回らないか。
こういうことを自分の能力と相談して考えねばなりません。
そうは言っても矢張り器が無ければどんなに努力しても限界は来ます。
器とは私が常に言っている目標です。
『今あなたの目標は何か』と問われた時に何と答えるか。
『特にない』と言う人は完全に自己を見失っている状態だと私は思います。

ジェネラリストには簡単にはなれません。そもそも任命されなければならないのです。
ジェネラリストと言ってもスペシャルなものを持っていなければ名ばかりです。

エキスパートとスペシャリストとプロフェッショナルは違います。
ビギナーとジェネラリストとアマチュアは違います。
その違いを自分で紙に書いて検証してみるといったことを是非やってみて頂きたいのです。
そうすることで自分が何を目指しているのか、何を目指すべきかが明確になって来ると
思います。

オリンピック

2016年8月22日 4:07 PM

本日はオリンピックについて話したいと思います。
リオオリンピックが閉会しました。
日本のメダル獲得数は金メダル12個、銀メダル8個、銅メダル21個、合計41個。
この数は新記録です。

私が申し上げたいことは選手の方々は物凄い練習をしているということです。
銅メダルに輝いたシンクロナイズドスイミングの選手は『4年間は毎日が地獄だった』
と語っています。
井村監督による練習は大変なもので1日10時間以上におよぶ厳しい練習をしました。
殆どあらゆる選手が午前4時間午後4時間の計8時間の練習は普通の様です。

今回の結果に大きく貢献したのは味の素のオリンピック用のエリート養成機関です。
この機関は全寮制であり学生やオリンピック強化選手を集め強化を行っています。
オリンピック対策が充実しており例えば卓球は今大会で使用するものと同じ用具を
揃えて練習していました。同様にレスリングもブラジル仕様のものを使う事により
違和感なくプレーすることが出来る様にしました。

特に強化合宿が効いたのはバドミントンです。
今回優勝したタカ・マツペアは小学生からの強化合宿第一期生です。
親元を離れ中学高校には味の素のトレーニングセンターから通い、帰ってからは
練習するという日々を送りました。

私が素晴らしかったと思うのは陸上の男子400メートルリレーです。
日本は準決勝で4位でしたがジャマイカ・アメリカ・イギリスもエース-9秒台の選手は
出ていませんでした。
このタイムでは勝てないと考えた日本は直前になってバトンパスの位置を微妙に変更
しました。それが0.08秒差の勝利に繋がったのです。完全にバトンの勝利と言えましょう。
この様に日本のチームワークと技、そして走力が銀メダルを引き寄せたのです。
優勝したボルトは『日本が来るとは思わなかった』と絶賛していました。

どの選手も大変な努力の末に今回のメダルを獲得したのです。
当然4年後の東京オリンピックに向けて既に強化合宿は始まっています。

メダルをとることは凄いですがその為に選手の方々は皆目標に向かって地獄と言われる
程の努力をしているのです。
日本の能力は上がって来ています。
陸上で日本が活躍するなど以前には考えられませんでした。
卓球も中国と勝負が出来る様になって来ています。
大型選手でなければ活躍し辛い競技はありますが、卓球などのアジア的なスポーツに
関しては体格が小さくても戦えるということが証明されつつあります。

やはり目標を定めることが重要なのです。
『オリンピックで金メダルをとる』という目標は超人的な人のものですが普通の人で
あっても目標を持つことは大切です。
目標には大小はあろうかと思いますが立てた目標に対し執念を持って達成するのです。
それが出来ないのは目標が高過ぎたか外部環境が悪かったかです。
例えば売上目標が達成出来なかったとしたら目標が高過ぎたかお客様の受注悪化が
あったかでしょう。
そうした理由が無いのに達成出来ないとすればそれは圧倒的に努力が足りなかったと
いうことになります。
売上に関しては『出来るだろう』という数値を立てているのですから基本的には努力の
問題だろうと思います。

また単年度の目標ということだけでなく長期的に数年後を見据えて『このレベルに行く
為にはどれ位の組織にして行けば良いか』を考えることも大切です。
組織の中におけるチームワークは非常に重要なものです。

人より優れた成果を得ようとするならばそれなりの目標を掲げお互いの連携を取って
努力しなければなりません。
目標無くだらだら生活し、時に他人の批判をし時に自分の生活態度に愚痴をこぼし
我儘放題生きていれば世間から落ちこぼれるのは目に見えています。

人間にはその年齢によりその時々の目標なり努力があります。
それをしっかり見据えてやっていくことが後の成果に繋がるのです。

オリンピックとビジネスを結びつけましたがスポーツには感動があります。
我々のビジネスには感動はあるでしょうか。
新商品を作れば感動はあります。
或いはサービス業における感動とは何でしょうか。
売上を達成しお客様に感謝されることでしょうか。
感動とは難しいものでかなり高い目標設定が無い限りは感動は有り得ないでしょう。
しかし感動までは行かなくとも充実というものはあります。

まだ暑い日が続きそうです。
皆様には健康に留意して是非とも頑張って頂きたいと思います。

時と金

2016年8月9日 5:33 PM

本日は時と金について話したいと思います。
私は時と金はほぼ平等であると思っています。

お金は初任給ということで考えます。
持ち家があるとか親の財産があるとかそういう場合は例外にして、一般的には
社会人は自身の給料で生活をします。
初任給も幅はありますが基本的には年齢に応じ大体同程度の金額から出発します。

時は全員に24時間与えられています。
今回は介護や育児中の人は除き、健康な社会人を前提として話を進めます。

最初にお金の話をしましょう。
お金はどういう風に使われているでしょう。
基本は衣食住です。
まず衣食住の住。
世の中持ち家が無い人が殆どでしょう。『持ち家がある』と言ってもローンを
組んでいる場合は抵当権を銀行が抑えているのですから借家と同じです。
ローンを完済した時にやっと『持ち家』になるのです。

『親から財産をもらった』等の例外はさておき、手取り20万の場合、家賃は
7万~10万円程でしょうか。大体給料の3分の1~半分は住居にお金が流れます。
次に人間は食べねばなりませんから食費が発生します。
自炊か外食かで違って来ますがどうやっても1万円はかかるでしょう。
それと着るもの。勤め人なら勤め人らしい服装をしなくてはなりません。
そこにどれだけの支出をするか。
家計簿をつけると毎月の支出が分かり収入がどの様に使われているか分かります。

衣食住は人間の最低の生活の基盤です。
しかし衣食住だけに金を使っているかといえばそうではなく、現実的には医療や
散髪、ちょっとした買物、水道光熱費や通信費もかかってきます。

お金に苦労する経験は必要です。かく言う私にも経験があります。
お金に苦労している時の支出は殆どが衣食住に関することで占められます。

ではお金に余裕が出て来るとどうなるでしょうか。
人間、衣食住の次は道楽にお金を使うようになります。
釣りやゴルフ、テニス、スキーなどです。趣味と言えば分かり易いでしょうか。
道楽は悪いことではありません。
例えそれがパチンコやたばこであっても本人が始末をつけることであって他人が
とやかく言う事ではありません。
自分で責任を負うのであれば何に金を使おうと自由です。
犯罪以外悪いことではないのです。
麻薬や違法賭博、淫行条例に引っ掛かるようなことは犯罪ですから道楽では
ありません。

お金の使い方一つとってもその人の価値観が出るものです。
衣服だって最低限のものを買うのかブランドものを買うのかによって全く違い
ます。自分にとって価値があると思えばブランドものを買うでしょう。
食事も美味しいものを食べることに価値があると思う人は高くても美味しい
ものを食べるでしょうしもったいないと思う人は我慢するでしょう。

人間の99%以上は限られたお金で生活しています。
1,000万円の収入がある人でも高額の税金を取られますから実際は大した贅沢は
していないものです。
1,500万円の収入がある人でも小遣いは数万円だったりするのが現実です。
殆どの人は限られたお金をやり繰りしているのです。

次に時についてです。
一般的には社会人の睡眠は5~7時間程度と言われますが皆様はどうでしょう。
自身の生活を考えてみて下さい。
大体睡眠が6時間、家が遠いので通勤時間に往復3時間…という具合に何に何時間
費やしているか書き出してみます。
そうすると自分が何に一番時間を使っているか分かって来ます。

営業マンが一番時間を費やすのは移動時間でしょう。
お客様のところに行くまでの時間は致し方ありません。
従って『近い方が有利だ』と言うのは当然そうでしょう。

天才は別として、大抵の人であれば時間の使い方と努力で結果が決まります。
生まれ持って頭が良い人や地頭が良い人というのは例外です。
普通の価値観を持つ人同士で勝負した時には、私は時間とお金の使い方が
合理的な方が努力をして成功を収めて行くものだと思います。
比較的成功する人や出世する人、人より優れている人とはそれが出来る人です。

『科目で大事なのは英語だ』と言う人がいますが私はそうは思いません。
通訳になるなら話は別ですが日本の多くの企業は日本語で話しています。
公用語が英語である企業は別として英語力はそう必要な訳ではありません。

私が一番必要だと思うのは算数です。高等数学ではありません。
加減乗除という単純なことです。
これが出来ない人は自己反省がありません。
例えば駄目な企業は月次をやりません。1年の決算だけです。

お金だけでなく時間もどうやったら上手く短縮できるか。
そして工面した時間を何に使うか。非常に重要です。
私はイチロー選手などの話をしているのではなく普通の勤め人の話をして
います。
余った時間をどうするか。
その時間はパチンコに行く-これで人生が成功することはないと私は確信して
います。

記録を取るとは算数なのです。
統計や確率、対数、平均の頻度値。
株価や売上、単価などは全て数字です。
数字で勝負できるところで勝負しないと人間は情緒的になります。
小説には数字が出て来ません。
情緒的というのは別の世界では大事なことですし情緒豊かな人の方が一緒にいて楽しいものですが…。

しかし自分に厳しく生きていこうと思う人はこういうことをやらなくてはいけません。
上司の言った通りにやったから成功することはないのです。
私は常に『目標を持て』と言っていますが、目標を持てば自ずとやり方が
決まります。

人間に平等に与えられている時間と金という資産についてどのように算数的に
分析しているか。
もうすぐ夏休みの人も多いでしょう。
この機会に是非一度考えてみて頂ければと思います。

格差

2016年7月21日 9:28 AM

本日は格差について話したいと思います。
格差を定義すると『同類・同種のものの間における程度の違い』ということになり、
世代間格差とか一票の格差といった使い方をします。
社会問題としては貧富の差・経済格差等があります。

昨今ベルギーからトルコ、フランスとテロが横行しています。
これは一見イスラムの宗教闘争の様に見えます。
世界中の若者達がインターネットを通じてISに集まっていますがその背景は貧困に
あると私は思います。
貧しさ、人種差別、大学を出たものの就職が無い。
そういう社会に極端な不満を持つ者がテロに向かっています。

先日のトルコのクーデターは衝撃的でした。
あの事件は実はトルコの大統領が自作自演したのではないかとも言われています。
つまり独裁政治がもたらす弊害。
アラブの春‐チュニジアから始まった独裁国家の独裁者が一般民衆により排撃される
流れが今トルコに来ています。

政治上の民主主義は是か非かは難しい問題です。
宗教問題としてイスラム教をとらえるのもこれまた難しい。
イスラムはテロを推奨している訳ではありません。

資本主義社会がもたらしたのは競争社会です。
今やグローバル競争は当たり前になりました。
先日ソフトバンクの孫氏がイギリスの半導体大手を買収するという衝撃的なニュースが
流れました。
これは孫氏の一世一代の買収、空前の買収です。
この買収の背景にあるものは何でしょう。
それは将来のIOT‐インターネットで全てが繋がり動いて行く社会を見据えてのこと
です。
自動車しかり、ロボットもネットで繋がる。
そうした社会を実現する為には半導体が要ります。
そのトップバッターがイギリスのアーム・ホールディングスだという訳です。
孫氏は『無謀な買収だと世間は言うだろうが10年後をみたら安い買い物だ』と言って
います。

グローバル化によって大きいところは勝ち小さいところは負けて行く。
これは資本主義の弊害とも言われます。

では共産主義は良いのでしょうか。
残念ながら共産主義社会の貧富の差は莫大なものがあり、不正はやりたい放題なのが
現実です。
実際に中国では村長が2億3億横領しているのが常識だと言います。
そんな社会で平等などそもそもあるのか疑わしい限りです。

格差を表すのに1対99という比率が使われることがあります。
例えば経済社会においては1%の金持ち対99%の貧しい者という分け方があります。

しかし金持ちは本当に優遇されているのでしょうか。
例えば所得税。
先日テレビで島田洋七氏の話を観ました。
彼は広島出身ですが幼くして父を亡くし母は貧しかった為に佐賀の『がばいばあ
ちゃん』に育てられました。
野球が上手でしたが高校で肩を壊し野球をやめてしまいました。
彼は漫才でのし上がりました。
売れていた当時の月収は8,000万、つまり年収10億円です。
忙しく寝る間も無かったといいます。

ここから悲劇的な顛末が待っています。
彼は翌年に税金を取られることを知らなかったのでお金をどんどん使ってしまい
ました。
昭和49年までは10億円の所得があっても所得税が75%で住民税が18%でした。
つまり当時は10億もらっても9,000万位しか残らない。
そういう時代だったのです。
当時金持ちになったのは不動産に手を出した人だけです。
不動産は値上がりしたから金持ちになりました。
そうでなければ翌年93%税金を取られる。10億円稼いでも9億円納税しなければ
ならない。
つまり毎年ばんばん稼がないと税金が払えないのです。
自転車操業だったと彼は振り返っていました。

ちなみに税金は次第に下がり現在は所得税45%、住民税10%になりました。
つまり1億円の収入がある人の手取りは4,500万ということになります。
法人税についても日本はまだ高いです。
稼いでいる人数は僅かですが彼等は税金で社会に貢献しているということは言える
でしょう。
もっとも配当収入は税率20%ですが。
例えばソフトバンクの孫氏は所得は1億円程度ですが配当は96億円です。

格差を無くす為に累進課税で平坦にするという手法があります。
1980年代に日本は1億総中流社会と言われる時代がありました。
しかし本当は一億総中流などそんなことは有り得ません。格差はありました。

現在はどうでしょうか。
今の方が富という事では、年収400万が平均ですから格差はあるかも知れません。
しかし文化的情報社会という意味ではスマホという端末により
情報の平等は格段に進んだと言えましょう。

格差とか貧富と言っても上っ面だけを見て判断するのは難しいものです。
実際収入の90%以上を税金として取られた時代があったのです。
格差社会だからなどと不平不満を言っているだけの人は成長しません。
世界に目を向け勉強する姿勢を持つことが重要です。

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