課題

2017年9月12日 11:01 AM

本日は課題について話したいと思います。

課題とは『解決しなければならない問題』と定義されます。
問題とは現状-実際の姿と、目標-あるべき姿との差異です。
つまり私達が定めた目標と現状の間にギャップが生じるとその状況が『問題』です。
また問題は事象、課題は取組です。
問題はそこに存在するものであり、課題はその解決のための手段として自分に課す事が出来るものです。
課題とは問題を解決する手段です。

具体的に例を用いて考えてみましょう。
地球温暖化により異常気象や海面上昇が懸念される-これが問題です。
地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を削減する必要がある-これが課題です。
会社関係で言うと会社の売上が下がっているのが問題で、課題は売上をアップする為に
部署や自分のノルマをこなすことです。

問題が発生し課題を形成し目標を定め実行計画を立てる。つまりPDCAということになります。
私は常に目標を立てなさい、優先順位を決めなさい、決めたらPDCAをしなさい、それを
具体的に5W2Hで行いなさいとしきりに言っています。

問題を認識できない人は課題を設定することは出来ません。
出来ない人は問題・課題・目標・与えられたノルマを達成すれば良いや、となります。
しかしこうしたことはただやれば良いという事ではありません。
そこで計画を立てるとか実行し検証するということをやらねば意味がないのです。

大切なことは論理的思考を身につけることです。
しかし多くの人はこれが出来ません。
いざ使おうと思っても使いこなせない人がほとんどです。

どうしてでしょう。
それは考えようとしないからです。すぐ行動に移すからです。
『これは問題だ』と思ったら解決しようと行動してしまうのです。
深く考えないで解決しようとするから全く解決出来ません。
そしてそういう人はそれを繰り返します。

何故その問題が起きたのかということをあらゆる角度から深く考え、或いは他人に
聞き、自己確認することをしなさいと私は常々言っているのですが中々出来る人は
多くありません。
これは目標に対する思い入れが薄いからです。
目標に対するやらされ感。これでは正直無理です。
或いは出来もしない目標を立ててやる気になっている人。
目標とはスローガンではありません。あくまで論理性がなければいけません。

論理的思考力を強化或るは上手く使いこなせるようになるにはどうしたら良いでしょう。
まず最初は常に論理的思考を意識することです。
自分は論理的になっているのか。問題があってそれを課題として捉えて解決するという
ことを常に意識をしているか。
何か起きたら最初は『運が悪い』とか『困った』とか思ったとしても、それは何故か、
何故それが起きたのかという事を意識して考えるのです。

論理的思考を身につけるにはそれを繰り返し行うことです。
常に意識をするということは、物事をより深くより広く考えること。
或いは大きく考えられなければ分けてパーツごとに考える。
或いはどんなに小さなことでも筋道を立てて自分で物事を考える。
それが論理的思考です。

すぐに行動するのではなく一度立ち止まって意識してその事柄について自分なりにどう
しようか、どうしたら良いか考えてみるのが大事です。

思考力を鍛えることは筋力トレーニングと同じで一気には出来ません。
富士山だっていきなり頂上には行けません。五合目まではバスで行って後は歩く訳です。
筋力もいきなり鍛えられはしません。何度も何度もやって身につけるのです。
論理的思考を習慣化することを学ばねば進歩しません。

感覚人間は偶には上手く行くこともあります。
しかしスポーツでも感覚的に打てば良いのだということにはなりません。
『ゴルフなんてただ打てば良い』と考えている人は強くなれません。

皆様方についても会社のことというより自分自身を強くしないと社会で生き残って
いけないということを私は心配しているのです。
会社はどうなるか分かりません。
自分は生ある限り生き残って行かねばなりません。
それは生計を立てて行かねばならないということです。

どういう上司が来るか、どんな組織に身を置くか、それは分かりません。
相手の好き嫌いや偏見、或いは運が悪くて上手く行かないことはあります。
私もそんな人生でした。

ただ言えることは、論理的な思考を身につける為に常に学習し実践し反省するという
ことを繰り返しやることです。これによりスキルは格段に上がっていくはずです。
スキルとは単なるテクニックではありません。自分の思考力です。
身体の動きであっても、身体が勝手に動くということは本当に勝手に動いている訳では
なく思考力の中から動いているのです。
思考力の無い人が天才的にバットを振るなどあり得ません。

皆様も業務の中ではたと止まって論理的思考を身につけ、課題を解決して頂きたいと
思います。

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