世界経済

2018年6月11日 2:08 PM

本日は世界経済について話したいと思います。

12日に米朝会談がシンガポールで開催されます。
世界中が注目している会談です。

先日カナダでG7の首脳会談がありました。
ここでトランプ大統領は米朝会談に向かう為に途中退席しています。
カナダのトルドー首相はそつなくやっていましたが彼はトランプ大統領が退席した後に
G7の合意を行い保護貿易の撤廃を強く主張する声明を出しました。
それをトランプ大統領はシンガポール行きの飛行機の中で聞いて「裏切った、許せない」
とアメリカはG7合意を拒否しました。

このG7の会談は一体何の為にやったのか。
今まであればドイツのメルケル首相やオバマ大統領が主導し滞りなく終わっていました。
しかしトランプ大統領の出現により大きく世界は変わって来ています。

世界経済の見通しを世界銀行が発表しています。
世界銀行は世界の成長率を18年は3.1%、19年が3.0%、20年が2.9%と先行き緩やかに
減速して行くという見通しを立てています。

日本については18年度の経済成長率見通しは1.0%。
これは1月の日銀が予測した1.3%からの大幅下方修正です。
19年は消費税増税が見込まれておりその影響などで0.82%。
20年も0.5%と成長力はかなり減速して行くという結果が世界銀行の調査では出ています。

これ等の数値は何を意味しているでしょう。
トランプ大統領の保護主義貿易-特に先般発表した鉄鋼とアルミ。
対象国に日本やヨーロッパも入っていますが一番の標的は中国です。
三ヵ国協定をしているカナダとメキシコにも税を課そうとしています。
ここにきてカナダも怒っておりアメリカ製品はボイコット、小麦や豚肉も要らないと
言い出しました。メキシコも怒っており豚肉は要らないと言っています。
ヨーロッパはハーレーダビットソンとバーボンとジーンズというアメリカを代表する
製品の関税を大幅に引き上げるなど各国が報復声明を出しています。

トランプ大統領はリアリストです。元々は不動産王だから当然です。
彼の言い分はこうです。
アメリカは損ばかりしておりこれに耐えられない。
商売人として損を覚悟で貿易は有り得ない。国家存亡の危機だとまで言っています。
日本もアメリカのお陰で発展したではないか。日本車はボロ車だったのがアメリカの技術を盗み更にそれをアメリカに輸出して儲けたじゃないか。
中国は劣悪な商品をアメリカに輸出してぼろ儲けしており許せない-これがトランプ大統領の言い分です。
世界貿易機構には極端な関税はしないというルールがあります。
しかしそんなことは関係ない。アメリカの金で発展したのだから返せという言い分なのです。

よく考えてみると日本も家電王国といわれましたが現在は中国や台湾に乗っ取られています。
私が思い出すのは30年前、川崎のあるビルに世界の代表的企業が日本法人本社を構えて
いました。DELLとトイザらスです。
30年経った現在どうなったかは皆様ご存じの通りです。
 
アメリカの株価は堅調です。
NASDAQ市場の5社が世界をけん引しています。
即ちGoogle、Apple、Amazon、Facebook、Microsoft、5社のIT企業です。
一方で日本の好調な産業-株価の値上がり率が高いのは派遣業。
特筆すべきはゾゾタウン、つまり服のネット販売です。

世の中はネット販売やITがけん引していますがこれはジョブズが創ったスマートフォンのお陰です。
スマートフォンがあれば何でも出来ます。
為替や証券も決済出来るしキャッシュレスにも便利です。
アメリカにはそういう企業があるから好調です。

しかしトランプ大統領はハイテク産業を嫌い自動車や農業等、恵まれない労働者層を
浮上させようとメーカーに肩入れしているところがあります。
アメリカの雇用を増やし賃金を上げようとしているのです。

彼は現実主義者ですから言う事がコロコロ変わります。
明日の米朝会談はトランプ大統領の出方を見ようと全世界のメディアがシンガポールに
集結しています。金正恩氏は一躍時の人です。

そうした中で日本はどうなるでしょう。
これまで先進国では中央銀行が金融刺激策を行っていました。
金をばらまき金利を安くすることで金を使うよう促していましたが、ヨーロッパを
中心に漸次金利を上げる政策に移行しつつあります。
その為もあって先進国の成長率は19年2.0%、20年1.7%と減速が予想されています。

日本では日銀が主導しています。
超低金利、金融緩和、株や国債の買い占め。
しかしこれをずっと続けていたら日本は大変なことになります。
これから世界経済は減速する、主要国も減速する、その中で最も酷いのは日本ではないかと
私は危惧しています。
リーマンショックで景気は大幅減速しましたが、オリンピック明けにも日本が日本発の
金融恐慌に見舞われることも有り得ると私は考えています。

現在派遣業は絶好調と言っても優良な企業がお客様になって下さって我々があるのです。
従って30年前の様になれば-企業が大幅に赤字を計上すれば全て我々との契約は終わって
しまうでしょう。
浮かれた話ではないのです。

調子が良い時に浮かれた者が滅びるのです。
それは技術革新でも全てそうです。

派遣でも工場や製造現場で働く人、ハイテク関係で働く人、色々いますがこれから勝負は
自動車です。自動車で日本が勝ち抜かねば日本は終わります。
ホンダはいち早くGMと提携しました。
トヨタは国内6社と組みました。
日産はルノーと組んでいます。
このAI競争はどうなるか誰にも分かりません。
私はGoogleやAmazon、Apple等の出方に注目しています。
巨大な産業だから皆様方も注視して頂きたい。

こうした世界の情勢を踏まえ緊張感を持って仕事にあたって頂きたいと思います。

ドーパミン

2018年5月8日 2:40 PM

本日はドーパミンについて話したいと思います。

ドーパミンとは快感、やる気、学習能力、運動機能や記憶などに重要な働きを司どる
報酬系と言われる神経伝達物質です。
ドーパミンはストレスホルモンとして知られるアドレナリンの前駆体ともいわれます。

ドーパミンはどういう作用をするのでしょうか。
私達が何らかの行動をした時、ドーパミンが出て脳に快感を与えます。
脳は一度経験した快感を記憶し再びそれを得る為の意欲を生じさせようとします。
更に効率良く快感を得る為に学習し行動の精度を向上させようとします。

ドーパミンはこの様な流れで働きます。
何かに成功したり感動したり褒められたりすると「嬉しい」という感情と共に
ドーパミンが分泌され快感を得ます。
その快感という報酬を繰り返し得ようとする意欲がそこから湧くのです。

ドーパミンは快感という報酬から意欲を創るホルモンです。
好きなことをずっと勉強したり、時間を忘れてゲームに没頭したりよりよい記録を
目指して努力出来るのは達成した時にドーパミンが出るからです。
我々は快感と言う報酬を得られることに物凄い魅力を感じているのです。

例を挙げると大王製紙三代目の井川意高氏。
彼は現在54歳。カジノで大損をして子会社から100億円以上横領して有罪となり
刑務所に入りました。
彼は会社の会長であり一族は子会社の株を沢山所有していました。
しかし彼の父は株を売ってしまい会社は同族の枠を離れました。
彼はその売却益400億から借金100億円以上返済しても楽に生きています。

彼が失敗したのは何故でしょうか。
彼が34歳の時に妻子を伴いオーストラリアに旅行し、そこでバカラに興じました。
バカラとは日本で言えば丁半博打の様なもので胴元にかけるかプレイヤーにかけるかと
いう単純なゲームです。
彼は100万円をあっというまに2000万にしました。1時間で20倍です。
こんなぼろい儲けがあるのかと快感を得てしまったのです。

彼は東大を出ており若手のやり手経営者とみられていました。
しかし賭博にはまってしまってからは金曜の5時になると退社するようになりました。
社員には家族サービスだと言っていましたが実はマカオに行ってバカラに興じていたのです。
なんと彼は48時間一睡もせずバカラに熱中し賭け続けたこともあります。
ドーパミンが出ていると眠いという意識が無くなるといわれています。
一種の麻薬と同じ状態です。

彼は身元がはっきりしているので負けても胴元がお金を貸してくれます。
しかしその内にマカオを出入り禁止になりシンガポールに河岸を変えます。
その負けをどうにかしようと子会社から金を融通させたことが発覚し逮捕されたのです。
典型的な金持ちの没落です。
と言っても株の売却益が300億あるのだから没落とまでは言えませんが。

彼の賭け事の原点は小学生の頃。
家族で賭けマージャンをよくやって勝っていたそうです。
また学生時代も銀座のクラブに入り浸り、その金は父親が出していました。
私から見れば甘やかし過ぎではないかと思います。

大体二代目は失敗しません。大王製紙の二代目もそうでした。
問題は三代目です。三代目は苦労しないし創業者の苦労を肌で味わっていません。
組織は甘やかされた三代目で潰れるといわれます。
徳川幕府もそうでした。徳川幕府の場合は五代目が救った訳ですが。

私もドーパミンが出ることをやっています。
ドーパミンはアドレナリンとは違います。
アドレナリンはストレスがかかるとそのストレスで興奮して異常な力が出ます。
例えばオリンピックなどは凄いストレスがかかりアドレナリンが出ます。
ストレスがかかって萎縮してしまうこともありますが、ストレスによりすごい力が
出て金メダルをとることもあります。

話を戻しましょう。
ドーパミンにより人間はやる気になります。
賭け事-パチンコやスロットは興奮します。
賭け事に限りませんが人間は興奮することが無いと生きて行けません。
それでいて自制心が無いと身を滅ぼすことになるというのが難しいところです。
世の中はただ真面目に生きていればいいという生易しいものではありません。

ドーパミンは快感を得ることが出来る物質です。
皆様もそういうものがあるということを念頭に置き滅びないよう自制心を持って頑張って
頂きたいと思います。

入社式訓示

2018年4月3日 4:07 PM

皆様本日はご入社おめでとうございます。
本年は57名の新入社員の皆様に入社頂きました。
ジャパニアスを選んで頂きまして社長として感謝申し上げます。

さて、人生には幾つもの試練というものがあります。
ここで私が言う試練とは心の強さや実力の程度が厳しく試される苦しみ。
また、あることを成し遂げる過程や人生のある局面に遭遇する苦難を指しています。

つまり試練とは苦しみであり苦難であると私は定義しています。
皆様方の最初の苦難或いは試練はおそらく受験であったのではないでしょうか。
自分の希望する専門学校や大学に入れた人もいれば入れなかった方もいたでしょう。
しかし努力はしたはずです。

2つ目は就職。
学校の卒業前に就職という試練があります。
皆様方も様々な会社に応募され或いは落とされ或いは希望通り内定を受けた。
或いは我社だけ応募した。様々なケースがあったことでしょう。
しかし過程はどうであれ、皆様は本日ジャパニアスという会社に入社するに至りました。

ここで縁あって皆様は私達と一緒にジャパニアスという船に乗った訳ですが、これから
ジャパニアス内での試練が始まります。

一般的に会社では昇進という試練があります。
昇進という試練は大会社であれば大抵は課長への昇進を指します。
35歳から45歳になる頃、人生の多くの時間を社会人として歩んで来た頃に訪れる試練です。
しかし私はジャパニアスを選んで頂いた方々については、昇進という試練の前に先ず
技術者として是非とも一人前になって頂きたい。
スペシャリストになって頂きたいのです。

では技術者としての試練とは何でしょうか。
今世の中で最も凄まじい技術の進歩が見られるのは自動車業界です。
燃料はガソリンから電気へ。そして運転の自動化-つまりはAIの登場。
非常に激しい争いが繰り広げられています。

自動車業界には様々な企業がありますがトップのトヨタといえども安泰とは言い切れません。
自動車業界に限って言えば幾らビッグスリーといえど自動運転に遅れをとれば敗者に
なってしまう可能性があるのです。
人工知能を積んだ車が2025年までには完全に道路を行き交う。
自動運転が可能な車自体が完成するのは2020年とさえいわれています。
これは大変大きな技術の革新です。100年に一度ではないかと私は思っています。

人間が乗っていてハンドルだけ持っていればいいという車は既に完成しています。
人間が乗らなくてもボタンを押せば公道を自動で運転し目的地に行ってくれる車が2020年
までには完成します。

しかし様々な問題も山積しています。
例えば損害保険会社。自動車保険はどうなるか。
いずれにしても自動車、或いは船、或いは鉄道すら運転手は不要になるかも知れません。
電車も最初のスタートを押せば後はプログラムで各駅に止まる様になるかも知れない。
技術の世界ほど自動化が進む、そういう世界に皆様は直面しているのです。

特にソフトウェア・IT関係を目指す方には何らかの意味でそういったAI-人工知能を
導入として学ぶ必要があります。
これからのことを考えれば幾ら勉強しても『ここまでで良い』ということはありません。
今までの学生時代と違い、実践の舞台では様々な実験や検証をやることになるでしょう。

時代が大きく変わります。
皆様方も頭をAIを前提に切り替えねばなりません。
単純なことはロボットがしてくれます。事務もそうです。
ただ我社が身を置く技術派遣業界は資本主義社会が続く限り永久に残ると私は
信じています。AIは単純なことはしてくれます。しかし開発はしません。或いは
ノーベル賞はとりません。つまりAIは課題を解決することは出来ますが
創造することは出来ないのです。
戦争等の地政学的問題が起こった場合は別として世界経済がまっとうに続く限りは
派遣会社はなくならないと私は考えています。

皆様方にも入社を希望していた大手の会社があったでしょう。
しかしその会社が絶対に潰れないという保証はありません。
どこでも生き残る訳ではないのです。
自動車は「箱」になるといわれています。
窓もミラーもエンジンも無い。そうなると自動車はオフィスになります。
遠からずそういう時代が来ます。そうすれば運転手は要らなくなります。
しかし技術者は必要です。
皆様は技術という職を失うことはありません。
ある会社が潰れても違う現場に行けば良いのです。

また技術を磨けば収入はついて来ます。
もちろん人生の幸せ或いは喜びは様々あるでしょう。人それぞれです。
客観的に幸せを計る度合いの一つに年収があります。
今日本の労働人口は約6500万人です。
その中には色々な人々がいます。パートさんもいるし何千万も稼いでいる方もいます。
しかし現在の平均年収は400万です。
今般政府が年収850万以上の人を富裕層として税金をとろうとしています。
850万で贅沢な暮らしは出来ません。それが現実です。

しかし私は是非とも皆様方にはこれから10年で年収を700万にはして頂きたい。
やれば出来ると私は思っています。
スキルを磨いて良いお客様先に行き労働力に見合った対価を頂ければ可能です。
更にスキルを高めればそれ以上も可能です。

我社の場合もし技術に限界が来て或いは技術ばかりやるのではなく違うことをしたいと
いうのであれば所長或いは支社長という道もあります。
我社は今全国展開に向け地方に支社を創っています。
ちなみに今年は東京の新宿に大きなオフィスを構える予定です。これはIT技術センターを
兼ねています。
他に大阪、名古屋、宇都宮、京都、福岡など複数の拠点があります。
将来地元に帰る方は地元の支社で働くことも可能になるでしょう。
皆様方のスキルさえつけて頂ければ将来は拓けます。

私の半生の話になりますが、私は17歳の時小説家を志して上京し慶応大学に
進学しました。しかし世の中は甘くないものです。
大学を卒業後はやむなく大手保険会社に就職しました。
そこで20年頑張りましたがあえなく左遷されました。
その後とある技術会社に入社しそこで実績を上げたのですが、51歳である日突然クビに
なりました。
そしてその年にこの会社を創業したのです。

私は決して恵まれた人生を歩んできたわけではありません。
しかしいつだって努力はして来ました。
40代は本当に必死になって働きました。その挙句がクビだった訳ですが…。
50代で起業し最初の3年間は本当に貧乏でした。
そんな苦しい思いをしながらも18年が経ちました。
創業以来赤字は一度もありません。ずっと黒字です。
それで信用という目に見えない評価を世間から頂くことになります。
私は創業当時は貧しかったのですが必ずや社会に貢献したいと考えていました。
貢献とは何でしょうか。
それは雇用であり納税だと思いました。
理念にもうたっていますが多くの方を雇用し国と地方公共団体に納税する。
これがさだめだと信じてやって来ました。
これが我社の今日のささやかな発展に繋がっていると信じています。
そしてそのお陰で今日57名の優秀な社員を迎えることが出来たと思い感謝しています。

私は創業者でありますが自分を偉いと思ったことはありません。
経営者という括りで見ればソフトバンクの孫氏やファーストリテイリングの柳井氏。
彼等は本当に凄い。売上単位は兆です。

我社は50億。50億から見れば兆は雲の彼方です。
つまり企業規模で見れば勝負になりません。

しかし企業には企業の器があります。
我社に集まって頂いた方々はそういうところの人達が集まったのです。
それは悪い訳ではないし劣っているということでもありません。

大きな企業が幸せで小さな企業が不幸かと言えばそういうことはありません。
幸せを掴む為には価値観は色々あります。
例えば皆様の同級生には大きい会社に行った方も居ればもっと小さい会社に行った方も
いる。それに何の違いがあるのでしょう。私は幸不幸には全く関係ないと思います。

私や私の次の経営者の言う通りに行って頂ければ年収アップを約束します。
技術も限界は必ず来ます。限界が来てどこが悪いのです。
永久に発展することなど極々僅かです。天才と言われる人でも限界は来ます。
私は小説を出版し文庫にもなっていますが無名だし偉くもないし有名な小説家から見れば
劣ると自分で思います。
しかし劣ることはダメではありません。それは相対的なことなのです。
一方で企業人としてはいずれ次の世代に託そうと思います。
私は孫氏にはなれません。それこそ器です。しかしそれで良いのだと私は思います。

皆様も社長になろうとか役員になろうと思わなくて良いのです。それは運です。
努力で絶対に達成出来る目標は年収です。
これは誰にも迷惑をかけず、また贔屓や学歴が無くてもスキルがあれば達成出来ます。
その考え方を持って頂ければいずれ大企業の方よりも年収は高くなります。

また是非仕事には仕事へのプライドを持って頂きたい。
仕事のプライドとは何でしょう。
例えば大企業だと「○○企業の誰々です」と会社の名前で仕事をします。
我社など「ジャパニアスの西川です」と言っても「聞いたことないなぁ」
と言われます。実際には皆様が聞いたことのない企業が全体の99.9%なのです。

超優良企業のファナックやキーエンスですら知らない方がいます。
何故知らないのか。宣伝しないからです。
宣伝している企業はブランド力はあるし良い会社ですがしかしそんなのは一握りです。
一方で宣伝していない企業が悪い会社という訳ではありません。

そこで目指すは皆様方の会社内における人生の探求です。
一番分かり易いのは技術です。
例えば営業にはラッキーはあります。しかし技術にラッキーはありません。
特にお客様先に常駐する仕事は、お客様に身贔屓して頂く訳でなし、本当の実力が問われます。

是非とも皆様のこれからの人生を紙に書いて頂きたい。
書いて頂きたいのは10年後の自分です。どうなっていると思いますか。
年齢は何歳か。どんな社員になっているか-もちろん想像です。
結婚しているか。子供は。年収は。
では20年後は。どうなっていると思うか言える人はいますか。
語れば個性ある生き方が出て来ます。

この10年後20年後を思い描くことが非常に重要になります。
10年後の姿に近づく為に今何をすべきか逆算出来る様になるからです。
もちろん今思い描いた10年後の見取り図は変わって良いのです。
その時にそういうことを思ったということが大事なのです。

私も田舎から出て来た失敗の多い男ですが努力だけはして来ました。
今日皆様に選んで頂けるような会社を創るまでに至りました。
或いは小説も文庫を出すところまではいきました。
しかし人生は死ぬまで挑戦です。これで良いということはありません。

これから3ヶ月の長丁場の新入社員研修が始まります。
これは非常に大事です。
これから将来の皆様方の進路を決定する非常に貴重な研修になります。
是非とも身体を壊さないように、また心も壊さないように。
決して自己を追い込んではいけません。
なるようにしかならないのですから自分を追い込まないように。

人間は命さえ落とさなければ絶対にチャンスは来ます。
幾ら失敗したってクビになったって這い上がる気力があれば絶対に立ち直れます。
そう思って私は生きて来ました。

精神的な落ち込みは自己で抱えず相談して下さい。
どんな些細なことでも身体が痛ければ病院にいく。
心が痛ければ同僚か先輩に話をするのです。

その為に「この人は!」という先輩を見つけて下さい。
研修の中でも色々な先輩社員が登場します。
私が良いと思えば私のところに来てください。相談に乗ります。
精神的に壊れるのは最も寂しいことです。

3ヶ月間元気で過ごし次のステップに進まれることを楽しみにしています。
皆様はこれから時に今日の日を思い出しながら自分の目標とする年収を目指して下さい。
そして10年後私に報告出来る様に努力して下さい。

それではこれからよろしくお願いします。

AIと挫折

2018年3月14日 9:04 AM

本日はAIと挫折について話したいと思います。
AIについては東京大学の松尾教授が定義していますが、要するに人工的につくられた
人間の様な知能のことです。AIは人間より良く出来ていると言える部分もあります。

AIは2013年に第三次ブームを迎えました。
AI自体はそれ以前からありましたが「人工知能は簡単なことしか出来ない」と言われて
いました。

それが2010年頃から台頭してきました。
3つ理由があります。
1つ目はビッグデータの普及。半導体、コンピューターの進化です。
2つ目はディープラーニングの発揮。深く深層まで読んでいくことがコンピュータに
出来る様になったのです。
3つ目は人工知能の影響力や距離の伝達が一般的に認められたことです。

AIでよく例に出されるのがチェスや囲碁将棋です。
AIは過去の対戦データを全て読み取っています。
これ等の中でAIが最初に世界チャンピオンになったのはチェスでした。
囲碁将棋は複雑なので無理だろうと言われていましたが比較的単純な将棋は先に
人工知能が人間に勝利しました。
碁についてもグーグルのAlphaGoが出て来てついに中国の最高棋士を倒しました。
今般世界大会がありましたがAIは観戦しており人間が優勝しました。
これ等の世界ではAIの能力が発揮されたということになります。

AIの優れたところは過去のデータを全て読み込んでおり且つ決してミスをしない
ことです。
段々学習能力が高まりあらゆる局面に対応する能力が身についているのです。

AIの最大の見せ場が自動車の自動運転です。
自動車の自動化は早くて2020年、完全自動化は2025年と言われています。
窓もミラーも無い車が目的地を入力すれば一人で動く様になり運転手は要らなくなる。
そんな世界もそう遠くはありません。

リニアは2027年とされていますがリニアは速いというだけです。
一方の自動運転は画期的な効果をもたらします。
つまり人が要らなくなる仕事が沢山出て来るということを意味しているのです。
将来要らない部類に入る職種を選ぶと大変なことになります。
よくよく考えねばなりません。

身につけるスキルも選ぶ必要があります。
受験に記憶力や暗記力は次第に意味をなさなくなるでしょう。
AIには勝てないからです。
創造力や企画力と言った物事を生み出す力の訓練を積んだ方が生き易いのではないで
しょうか。

勿論AIは万能かと言われれば違います。
経営や物事を創り出す・発明するということにはAIは意味をなしません。
AIが音楽を創れるか、小説を書けるか、新しいノーベル賞級の発見が出来るかと言えば
出来ないのです。

それではAIと人間の違いは何でしょうか。
ここで三菱ケミカルホールディングス会長の小林喜光氏の言葉を紹介しましょう。
彼は苦労人で東大を卒業されましたがすんなりと出世した方ではありません。
傍流を歩き苦難に苦難を重ねた結果、今や日本最高の経営者・頭脳と言われるように
なった方です。
その方曰く、人間がAIにはない価値を生み出す為には人間らしい経験を積むしかない。
人間らしい経験とは挫折です。もっと言えば絶望ではないでしょうか。
AIは絶望出来ません。絶望から這い上がるプロセスにこそ人間本来の強みが隠されて
いるはずです。

これは彼の経験から来ています。
AIは失敗しません。しかし人間は失敗しますし挫折もします。
しかしそこから這い上がり新しいものを生み出すことも出来ます。
それが重要なのです。

もう一人、西郷隆盛を紹介します。
彼は49歳で亡くなっており西郷隆盛と改名したのは晩年のことです。
彼は二度の島送り経験と一度の海への入水経験を持ちます。
彼の人生は挫折ばかりで最期は西南戦争で自刃します。
しかし多くの人に慕われています。
それは彼が自己のことを考えず他人の幸せを考える人だったからでありましょう。
稀に見る仁徳の人なのです。

西郷隆盛が今日これほど崇められているのは、業績が素晴らしいのも然ることながら
彼が挫折を知る人だからでしょう。
AIは挫折しませんが人間は挫折も失敗もします。
そこから得られる教訓は計り知れないものがあります。

だから挫折や失敗をしろと言っている訳ではありません。
しかし志が高い人や挑戦意欲がある人は必ず邪魔されるものです。
自分の思う様には中々なりません。

しかし順調に行っている人は中々迫力が出て来ないものです。
その人が悪いのではなく環境がそうさせるのですが。

これからよりよい将来を迎える為に今何をすべきか。
皆様にはよくよく考えて頂きたいと思います、

健康診断について

2018年2月15日 9:55 AM

本日は健康診断について話したいと思います。
労働者の健康診断につきましては労働安全衛生法第66条に定められています。
健康診断の実施は事業者の義務であり使用者による健康診断の不実施は法令違反となり
罰金が課せられます。
一般検診の項目は11項目程度ありこれは労働安全衛生規則第44条に定められています。
X線、血圧、貧血、肝機能、血中脂質、血糖値、尿、心電図などが検査されます。

労働者は事業者が行う健康診断を受けなくてはなりません。「受けなくて良い」では
ありません。
「健康診断は面倒だ」と言う意見もあります。
しかし検診とは自分の命を守ることです。
会社がやれというからやることではありません。自己管理の最たるものです。
人間の身体は若くても年寄りでもどこかに病気が潜んでいることがあります。
実際、我社でも健康診断で病気が見つかった人はいます。
早期に原因を突き止めて適切な手当をすることが会社の義務でありまた労働者の義務です。

それを大きく履き違えることは-「やらなくても良いだろう」とすることは自らの命に
関わります。
強制なのかと問われることもありますが健康診断は法令で決められていることです。
実施をしない事業者は法令違反で処罰されます。

また昨年よりストレスチェックが実施される様になりました。
平成27年12月より労働安全衛生法第66条で労働者50人以上の事業者についてはストレス
チェックが義務となったのです。

我社の受診率は本年度について言えば本社は非常に高かったのですが、
技術社員については例年になく低いのが現状です。

健康とは会社が面倒を見るものではありません。
常に申し上げていることですが自己管理が出来ない人間は必ず失敗します。
特に健康については過信をしてはいけません。
誰であれ客観的なデータで見なければ健康か否かは分からないのです。
逆に言えば例えば血液検査をするだけでも多くの病気の有無が分かります。

人間の基本は健康であるということです。
このことが分からない方については言って聞かせるべきです。
私も先般体重がかなり重い方にどこか悪いのではないかと申し上げました。
本人は「どこも悪くない」と言うのです。
「そんなことはないだろう」と重ねて問うと実は血圧が少々高いと言い出しました。
本人の口から出た数値は「少々高い」どころではありませんでした。
すぐに医者に行って血圧降下剤を飲む様になったそうですが本人は元気だと言います。
元気だという認識が極めて甘いと言わざるを得ません。
もし身近にそんな同僚が居たら受診を促してあげることが人を救うことになります。

「義務ですか」とか「行かなくてはならないですか」などと子供の様なことを言う
人がいますが会社の健康診断は義務です。
私は健康診断すら受けない人は管理職に不向きだとさえ思っています。
「自分ひとりで生きているから良いのだ」という甘えは払拭して頂きたい。
独身でも親がいます。親より先に死ぬのは不幸です。
結婚していれば配偶者が、場合によっては子がいます。

私も先般検診を受けました。当然のことですが私は毎年受診しています。
本年で70歳になる私ですがお陰様で全て正常でした。肺活量などはアップしています。
これはトレーナーとの体幹運動の効果かも知れません。
皆様も何かご自身の身体についてケアをすることをして頂きたいのです。

ちなみに他社はどうかと言えば、我社と同規模の事業者の平均受診率は83%です。
尚、社員数が多い程受診率は高くなり社員数が少ない会社程受診率は低いという結果が
出ています。

3月末まで残り少なくなりましたが未だ間に合います。
未受診だという方はご自身の為にきちんと受診して頂きたいと思います。

稲盛和夫氏のアメーバ経営

2018年1月11日 10:03 AM

新年あけましておめでとうございます。
本日は稲盛和夫氏のアメーバ経営について話したいと思います。

稲盛氏は京セラの創業者で現在86歳。
稲盛氏は経営者マインドを持った社員を多く作ることに力を注いで来ました。
アメーバ経営はまさにその為の仕組です。
これは会社を小さな組織に分割しリーダーがトップと同じマインドを持ち採算をしっかり
見ながらそれぞれの組織を経営してもらうということです。
トップ一人では経営はいずれ行き詰まります。
トップと同じ理念を共有し採算をしっかり見据えた社員を多く作っていかねば危ういのです。

先日もテレビでライフコーポレーションの清水氏が話をしていましたが、組織は社長から
駄目になります。
多くの場合会社はトップから腐ります。社員から腐ることはないということを語っていました。

稲盛氏は名経営者です。
実際に多くの稲盛信者がいて海外でも評価されています。

稲盛氏はどういう人生を歩んだのでしょう。
稲盛氏は鹿児島で生まれました。
稲盛氏は西郷隆盛を非常に尊敬しており敬天愛人という西郷隆盛の精神を大事にしています。
利他の精神-他人の為に働くということを是としています。

稲盛氏は23歳で鹿児島大学工学部応用化学科を卒業し、京都の松風工業という小さな会社に就職します。
稲盛氏は大学卒業後に東京の一流企業を多く受けて全て落ちています。
最終面接に残った企業は2、3社あった様ですが、田舎者で標準語を話すこともままならないこともあり上手く行かず落とされました。
他の受験者は皆素性も良く立派に見えて控室にいるだけで極度の劣等感に苛まれたと語っています。
就職に失敗した稲盛氏は大学の教授に泣きつき松風工業を紹介され入社しました。

当時の松風工業は赤字経営で今にも潰れそうな会社でした。
同期は5人おり中には京都大学の方もいたそうです。
しかしその内の3人は「このままでは将来が無い」と辞めてしまいました。
残った稲盛氏を含む2人も「このままではどうしうようもない」と自衛隊の幹部候補生の試験を受けました。
試験に合格し郷里に必要書類の戸籍抄本を送ってくれと頼みましたが兄は送ってくれず、
その為に自衛隊に行くことは出来ませんでした。
もし兄が戸籍抄本を送ってくれていたら-自衛隊に入っていたら今の稲盛氏はなかったでしょう。

兄は『例えどんな会社でも入れてもらった恩を忘れて簡単に辞める様な奴はけしからん』
と稲盛氏を叱りました。稲盛氏もそれを聞き入れて会社に残ったのです。

その後稲盛氏は開き直って高周波絶縁体のセラミック材料の研究に没頭します。
その内に研究が成功し松下電器産業-現在のパナソニックから大量の注文が入ります。
そこで入社1年しか経っていなかった彼が現場のリーダーになってセラミック材料を作ることになりました。
しかし多くの社員は「若造」がグループの上に立つことを快く思っていませんでした。
やむなく稲盛氏は会社を辞め27歳で京セラを設立します。
京セラはその後日立製作所から大量のセラミック受注が来て経営が軌道に乗って行きます。

稲盛氏は経営の根幹として6つの精進を掲げています。
6つの精進とは人生や仕事において重要となる実践項目をまとめたものです。

1つ目は誰にも負けない努力をする。
これは大事なことです。私が知っている中でも「私は圧倒的努力をしている」と豪語する
人がいますが実際に努力をしているし素晴らしい結果を出しています。

2つ目は謙虚にして驕らず。
人生の中で誰しも時には慢心し謙虚さを忘れてしまうことがあるものです。
振り返れば私自身も嘗てはそんな時期があった様に思います。
成功する人とは謙虚に努力することが出来る人です。

3つ目は反省のある毎日を送る。
反省と聞くと悪いことの様に感じるかも知れませんが大切なことです。
反省すべきことに気づけば改めることが出来ます。
反省が進歩に繋がります。

4つ目は生きていることに感謝する。
不平不満を持って生きるのではなく感謝の心を持つこと。
感謝の心が生まれてくれば幸せを感じられる様になります。その感謝の気持ちを
伝えることで周囲の人もまた幸せを感じます。人は一人では生きていけません。
成功する人は常に感謝の気持ちを忘れないものです。

5つ目は善行、利他行を積む。
世の中は因果応報です。悪いことをすれば悪いことが、良いことをすれば良いことが返って来ます。
仕事でも同じことが言えます。
善行を積み重ねて行くことで良い方向に進めていくことが出来るのです。

6つ目は感性的な悩みをしない。
人は誰でも失敗をしますし間違いも起こします。
しかしそれをいつまでも思い悩んでいては意味がありません。
反省は必要ですが済んだことをいつまでもくよくよするのではなく理性で考え
新たな行動に移ることが成功への道です。

稲盛氏はこれらを実践し現在の地位を築きました。(52歳でKDDIを創業。78歳で日本航空を再建)

新年を迎えるにあたり新たな目標を立てた方は多いかと思います。
それを成功に導く為にこうした考え方を知ることは有効です。
是非皆様も精進して頂きたいと思います。

目的と目標

2017年12月14日 3:06 PM

本日は目的と目標について話したいと思います。

目的と目標は「目指す」と言う意味では同じですが最終的に実現しよう・成し遂げよう・
到達しようとするのが目的であり、差し当たって実現したり成し遂げたり到達するのが
目標です。
目標は目印と言われる場合もあります。
目的を達成する為に定めた目印が目標という言い方もあります。

つまり私が常々言っている目標とは差し当たってのものということになります。
目的とは一度も言っていません。

PDCAは計画を定めることから始めます。
計画は目標を達成する為に定めます。
例えば我社の今期売上目標は48億円です。

PDCAはとても難しくきちんと実行出来ている人は殆どいません。
例えば「今年の売上目標を達成出来るよう頑張るぞ」という決意は誰でもします。
しかし誰がどうやってということを具体的に言えるでしょうか。
「誰が」とは全員ではありません。誰かなのです。
営業・採用・事務管理-色々な方面にあって誰が主人公で誰が分担するか。
これは大抵の人はやっている筈です。
しかし「どうやって」を決めているか-ここが問われるところです。

具体例を挙げてみます。
私は先日主治医から5キロ痩せるよう言われました。
痩せないと腰が悪くなるし脚が衰え歩けなくなって来ると言われたのです。

そこで「では食事制限をします」と言ったところ「それは駄目です。意味がありません。
運動をしなさい」と言われました。
具体的にどうすれば良いか問うたところ主治医は私の性格を鑑み「ジムに行くのが良い」
と言いました。
そこで私は即決意して12月1日からジムに入会しました。
どうしたら上手く行くか相談すると「モチベーションが上がるインストラクターをつけ
なさい」と言われました。
そして先ずは体幹を鍛え、1月から本格的に行うことになりました。
私は日中殆どの時間はPCの前に座っています。
これでは筋肉はつきません。

スポーツをして筋肉をつけた上で体重を減量する。
これは私がやりたい仕事をやり切る為にやるのです。
やりたい仕事をやり切るには体力が必要です。
この場合の目的はそれです。長生きの為ではありません。
そして目標は減量です。

どこで?
-ジムで。

誰が?
-私が。

何時までに?
-半年位で。

どの位?
-5キロ。

どうやって?
-筋肉をつけて。

誰と?
-インストラクターと。

PDCA、目標を持つこと、優先順位を決めること、5W2Hをやること。
部下を指導する時にこれらは常に必要になります。

今年本社では社員が来年度の目標設定シートを記入し人事部長が指導しました。
私はスキルがつかない人、努力しない人の給料を上げることは出来ません。
成果とはまた別です。成果は努力に関係なく出る場合もあればどんなに努力しても
出ない場合もあります。
この場合の努力とは具体的な目標に向かってやって下さいということです。

具体的なものがすらすら言えないとそれは目標を立てたことにはなりません。
それを上司は見逃してはなりません。見逃す上司は上司失格です。

上司はPDCAでは先ず目標を設定する時に登場します。
実行は本人が行います。
上司は評価の時にも登場し「このやり方はまずい」等と改善を促し改善計画が立て
られます。
改善計画が無いということは上司が全く関与していないということです。
或いは本人に改善する気が無いということです。
「私は出来る」と思っているのかも知れませんが世の中に仕事が出来る人など
いません。
天才だって色々言われます。
自分は出来ると思っているなら自惚れも甚だしい。
上には上がいます。人は誰しも未熟なのです。
かく言う私も叩かれまくっています。これは結構なことだと私は思っています。

皆様も目標を立て実行してみると中々上手く行かないことがあるでしょう。
しかしそれで良いのです。
黙っていても出来る目標は目標ではありません。それは単なる指標です。
経験で出来ることを立てたに過ぎません。

私は5キロの減量をやります。
ジムで筋力をつけると決意しました。
12月は準備期間で1月から本格的にやります。
最初からバーベルを上げてもおかしくなります。段階があるのです。

皆様方も来年は1年PDCAを回し必ず目標達成するよう頑張って頂きたいと思います。

社員旅行

2017年11月13日 2:47 PM

本日は社員旅行について話したいと思います。

11月11~12日に我社は社員旅行を行いました。180名の参加でした。
近年、社員旅行を見直す機運が高まっています。
以前は会社の強要だとか個人の自由或いはプライバシーの侵害ということから
評判が非常に悪く嫌われていましたが、このところコミュニケーションの強化
或いは普段会えない社員との交流の場として見直される機運にあります。

我社は創業から毎年11月に18回連続で社員旅行を行っています。
16回までは世界遺産巡りを兼ねた温泉旅行を行っていましたが昨年から都市型に
変更しました。
昨年はディズニーシー。
本年はライオンキング鑑賞後ホテルで大宴会、表彰式、抽選会、二次会、翌日の
ボーリング大会と内容は盛り沢山です。

中でも恒例となった新入社員達の余興に会場は爆笑の渦でした。
昨年に続き本年も50名の新入社員が3チームに分かれ余興を披露してくれました。
ひげダンス、ガールズコレクションと銘打った女装、ブルゾンちえみの35億のネタ。
新入社員の芸の面白さに会場は大いに盛り上がり私も楽しみました。

余興は個人及びチームの創意工夫並びにコントをどの様に構成するかといった
ことが試され、社員の思わぬ才能を発見出来ます。
また新入社員達も余興をしたことで様々な発見があったと言っていました。

彼等の素晴らしいチームワークを目の当たりにし新入社員の活躍により
将来が期待出来る会社に変貌しつつあるという事を実感しました。
私にとって今回は今まで以上に会社の未来を感じた社員旅行となりました。

翻れば、18年前に全社員6名で真鶴に行ったのが我社最初の社員旅行です。
その時旅行代金は私の自費でした。会社に金が無かったのです。
それから18年。18回全ての旅行に参加したのは私だけです。
その間の会社の変遷-多くのメンバーが活躍し、また会社を去ったことが走馬灯の
様に私の頭の中に去来しました。
しかし同時に確実に会社が成長している、発展しているということを、
そして従来にも増して理念の浸透と会社の一体化を感じます。

社会の変動並びに今後の日本社会の変遷には予測がつくものとつかないものが
あります。
我社について言えば確実に若返り団結力は増しているということを
ひしひしと感じました。

今後の我社の発展にそれぞれの方が自分の個性を発揮され活躍されることを願って
います。

店舗展開

2017年10月10日 4:27 PM

本日は店舗展開について話したいと思います。

ドン・キホーテの神保町支店は2月に開店しましたが今月末に閉店します。
営業期間は実に8ヶ月です。
この店は8階までありエレベーターで移動します。
1、2階は売れていますが5階以上は全く売れません。
また24時間営業です。
神保町辺りは夜間に人影は全くありません。従って夜間は全く売れません。

ドン・キホーテ自体は成長しています。
独特の商品陳列と品揃え、或いは雑貨屋の様な雰囲気で多くの若者の支持を得ています。
しかし神保町店に限っては僅か8ヶ月で閉店となりました。
これは店舗展開に問題があります。

ハイデイ日高というラーメン屋を運営している会社があります。
日高は駅前一等地かつ首都圏のみに絞って店舗展開しており業績は好調です。
ここの店舗展開を決めているのは創業者です。
彼は人通りとかそこの客層などの場所の空気を読む力というか嗅覚が優れており、
他の人には真似出来ないそうです。
実際彼が出した店舗は大体よく売れています。

繁盛店はどうやって成功しているのでしょうか。
それは市場調査或いは年代別性別の顧客動向などの細かいデータを精査しているのです。
単に場所が良いだろうとか、土地があるからとか、ビルが良いとか、
そういった適当な理由で進出した店舗とは同じ品物を陳列していても明暗が分かれます。
これは国内外を問わず非常に重要な作戦です。

我が業界においても支店や営業所は非常に重要です。
店舗を増さない限り国内でシェアを伸ばして行くことは出来ません。
グローバル企業については当然海外拠点も視野に入れる必要があります。
例えば自動車は日本だけで売っていても500万台も売れません。
一番の市場は中国、次いでインドとなっていくでしょう。
そういった将来性を見据えた店舗展開を考えることが重要です。
それは地域に根差したスーパーや銀行や保険会社や証券会社などにとっても必要なことです。

私も嘗て生命保険会社の企画部にいた際に全国の店舗展開を考えました。
私は民力-その土地の総合的購買力とか人口などの民力を調べ、
民力があり且つ自分が勤めていた会社が有利に展開出来るかどうかを考慮し営業所の統廃合を考えました。

我社についても上位他社の店舗を真似するのではなく自身で考えて展開をしていく必要があります。
今から数十年前、日産自動車はトヨタを抜きたいと全てのトヨタの営業所の近くに日産の営業所を配置したことがありました。
『技術の日産、販売のトヨタ』と言われていた時代のことです。
そうして結果的に日産は惨敗しました。
勝ったのは独自に店舗展開したホンダでした。
日産はその後一時的に転落の一途を辿りました。今の日産からは考えられないことです。

上位他社の真似をしても負けるのです。
例えばマクドナルドの隣にモスバーガーを展開しても負けるでしょう。
モスバーガーの店舗展開は駅から離れた路地裏などに展開していますし店も広くありません。
しかし確実に売上を伸ばしています。
つまりモスバーガーは同社を愛してくれる客層はどういう人達かを分析しているのです。
マクドナルドとは競合しないということです。

派遣業界についても例えば宇都宮の大通りにはあらゆる派遣会社があります。
私はそれ等から離れた所に支店を構えました。
店舗は基本的に創業者の感覚に非常に似ています。

ビルの外観並びにターゲットとなるお客様はどうか。
顧客はどこに定めるか、どこの駅の近くにするのか、駅からは遠いのか、
高くても見栄えの良い所にするのか、安さと広さを優先し辺鄙な所にするのか…
選び方に価値観が出ます。
私個人としてはサービス業は利便性を求め駅の近くが宜しいと思います。
本社がある横浜ランドマークタワーはその象徴です。

事業は一番は商品です。商品がお客様に支持されるか否かが大きい。
商品の次がサービス。サービスには立地も含まれます。
それから集客が問題になります。
店舗展開はそうしたことを総合的に勘案して決めて行くのです。
ただ『あそこの都市は大きいから』という理由で出す様ではいけません。
ここが企画の要諦です。

店舗展開についてある程度会社のやり方を確立していれば、例え小さな会社でも
そこそこの成功を収められる営業所なり支社になって行きます。

ただ販売だけしていれば勝てるということでは全くありません。
第一に差別化はどこでされているかを考えねば営業は成り立ちません。
他人と同じことをしていて勝つことはないのです。
下位の会社は1位の会社がしていないことをやらねばお客様を得ることは出来ません。
では我々はやっているか。それを書き出すのです。

ただ真面目にお客様を訪問することは誰でも出来ます。
皆が出来ないことをする人の方がお客様の支持は得易いものです。
常日頃から頭のなかで考えるのです。
考えることをしない人はいずれ滅びて行きます。
進歩しない或いは成長しないのが最も愚かな行為であると私は考えています。

若い時は失敗も多いし下手くそだし稚拙です。
しかしそういう経験により人は賢くなるし上手くなるのです。

是非そうした経験を重ねて会社に貢献して頂きたいと思います。

課題

2017年9月12日 11:01 AM

本日は課題について話したいと思います。

課題とは『解決しなければならない問題』と定義されます。
問題とは現状-実際の姿と、目標-あるべき姿との差異です。
つまり私達が定めた目標と現状の間にギャップが生じるとその状況が『問題』です。
また問題は事象、課題は取組です。
問題はそこに存在するものであり、課題はその解決のための手段として自分に課す事が出来るものです。
課題とは問題を解決する手段です。

具体的に例を用いて考えてみましょう。
地球温暖化により異常気象や海面上昇が懸念される-これが問題です。
地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を削減する必要がある-これが課題です。
会社関係で言うと会社の売上が下がっているのが問題で、課題は売上をアップする為に
部署や自分のノルマをこなすことです。

問題が発生し課題を形成し目標を定め実行計画を立てる。つまりPDCAということになります。
私は常に目標を立てなさい、優先順位を決めなさい、決めたらPDCAをしなさい、それを
具体的に5W2Hで行いなさいとしきりに言っています。

問題を認識できない人は課題を設定することは出来ません。
出来ない人は問題・課題・目標・与えられたノルマを達成すれば良いや、となります。
しかしこうしたことはただやれば良いという事ではありません。
そこで計画を立てるとか実行し検証するということをやらねば意味がないのです。

大切なことは論理的思考を身につけることです。
しかし多くの人はこれが出来ません。
いざ使おうと思っても使いこなせない人がほとんどです。

どうしてでしょう。
それは考えようとしないからです。すぐ行動に移すからです。
『これは問題だ』と思ったら解決しようと行動してしまうのです。
深く考えないで解決しようとするから全く解決出来ません。
そしてそういう人はそれを繰り返します。

何故その問題が起きたのかということをあらゆる角度から深く考え、或いは他人に
聞き、自己確認することをしなさいと私は常々言っているのですが中々出来る人は
多くありません。
これは目標に対する思い入れが薄いからです。
目標に対するやらされ感。これでは正直無理です。
或いは出来もしない目標を立ててやる気になっている人。
目標とはスローガンではありません。あくまで論理性がなければいけません。

論理的思考力を強化或るは上手く使いこなせるようになるにはどうしたら良いでしょう。
まず最初は常に論理的思考を意識することです。
自分は論理的になっているのか。問題があってそれを課題として捉えて解決するという
ことを常に意識をしているか。
何か起きたら最初は『運が悪い』とか『困った』とか思ったとしても、それは何故か、
何故それが起きたのかという事を意識して考えるのです。

論理的思考を身につけるにはそれを繰り返し行うことです。
常に意識をするということは、物事をより深くより広く考えること。
或いは大きく考えられなければ分けてパーツごとに考える。
或いはどんなに小さなことでも筋道を立てて自分で物事を考える。
それが論理的思考です。

すぐに行動するのではなく一度立ち止まって意識してその事柄について自分なりにどう
しようか、どうしたら良いか考えてみるのが大事です。

思考力を鍛えることは筋力トレーニングと同じで一気には出来ません。
富士山だっていきなり頂上には行けません。五合目まではバスで行って後は歩く訳です。
筋力もいきなり鍛えられはしません。何度も何度もやって身につけるのです。
論理的思考を習慣化することを学ばねば進歩しません。

感覚人間は偶には上手く行くこともあります。
しかしスポーツでも感覚的に打てば良いのだということにはなりません。
『ゴルフなんてただ打てば良い』と考えている人は強くなれません。

皆様方についても会社のことというより自分自身を強くしないと社会で生き残って
いけないということを私は心配しているのです。
会社はどうなるか分かりません。
自分は生ある限り生き残って行かねばなりません。
それは生計を立てて行かねばならないということです。

どういう上司が来るか、どんな組織に身を置くか、それは分かりません。
相手の好き嫌いや偏見、或いは運が悪くて上手く行かないことはあります。
私もそんな人生でした。

ただ言えることは、論理的な思考を身につける為に常に学習し実践し反省するという
ことを繰り返しやることです。これによりスキルは格段に上がっていくはずです。
スキルとは単なるテクニックではありません。自分の思考力です。
身体の動きであっても、身体が勝手に動くということは本当に勝手に動いている訳では
なく思考力の中から動いているのです。
思考力の無い人が天才的にバットを振るなどあり得ません。

皆様も業務の中ではたと止まって論理的思考を身につけ、課題を解決して頂きたいと
思います。

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